回転木熊のグルペット

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【ハンドル】EASTON EC90 SLX3

091109_EC90SLX3.jpg
装着から数百キロ経過した時点のセッティング。下ハンエンド部水平より約8°送り(後転)。→その後約7°送りに移行。Click!(近年ファンライド誌が送り・しゃくりの誤用を広めているので要注意

 2年半ぶりにハンドルを変えてみた。流行りのショートリーチ・ショートドロップで尚かつドロップ部が滑らかなカーブで構成されている、スムースアナトミック・シャローとでも言うべきタイプを選んだ。使ってみたかったのも勿論だが、J-FITの精度がイマイチで左右の曲がり具合が違ったりしているのが嫌になったのも原因のひとつ。

 このジャンルの製品として思いつくのは、FSAのK-FORCEやWINGPROのCOMPACT形状、DEDAのZERO100やPRESAのRHM形状、BONTRAGERのRACE XXX LITEやRACE LITEのVR形状、EASTONのEC90 SLX3・EC90 AERO、新3TのERGONOVA・ERGOSUM、CINELLIのNEO MORPHE(旧3TのBIOMORPHE)、ONE BY ESUのJ-CARBON・J-CARBON NEXT、PROのPLT COMPACT・VIBE 7S ROUND、TNIのエルゴノミックシャロー系統などなど。いつのまにか随分増えている。もうすぐ日東からも同様のモデルが出るみたいだし。

 さて、この中から選ぶ条件として次のようなことを考慮した。
(1)J-FITと同程度のリーチ/ドロップであること。(80mm/120mm程度)
(2)ブレーキレバーをドロップ部から近くセット出来そうなこと。
(3)前から見て若干ハの字(末広がり)になっていること。
(4)メーター・ライト等取付のためクランプ部の左右に丸断面のスペースがあること。
(5)そろそろカーボンハンドルを使ってみてもいいかな…

 (1)は現状のポジションに不満が無いので。この時点でとりあえずFITモデル以外のBONTRAGER VR系(85/135)と3T ERGOSUM(89/128)あたりは脱落。
なお、リーチ/ドロップは同じ芯~芯の数値でもハンドルをどの角度にして測るかで変わってくるので参考値ではあるが、各社とも最小値になる状態で測っている事が多い。大抵は下ハンドルのエンド付近を水平にした状態。
 (2)は手が小さい人には必須項目。スペシャライズドのSLIM SHIMSを使って調節はするが、初めから近い方がより望ましい。新3TのERGONOVAみたいにドロップ部の後方への戻りが急峻すぎるとレバーから離れるのが早くて下ハンから遠くなる。ブラケット取付部から一旦前に行って戻ってくるのが理想。ジェイカーボンが一番近そうで、あとはDEDAとEASTONも良さそうな感じ。
 (3)は以前使っていた旧3Tのハンドルでそういう物があって使いやすかったため。ドロップを握った時の手首への負担が減るのが特長。これに該当する事を確認できたのはFSA、EASTON、新3Tの各モデル。このタイプは当然ドロップ部とSTIブラケット部で幅が違うので注意。表記サイズはエンド部の寸法で、ブラケット取付部はそこから1~2cm狭い。
 (4)は上ハンがウイング形状になっていてスペースが無い物もあるので。ジェイカーボンはここが残念。FSAはウィング形状でも丸断面の取り付けスペースが確保されている。
 (5)はまあ、使ったことがないので興味本位。

 以上の条件で選んだのがEASTONのEC90 SLX3(75/130)。迷ったのはFSAのK-FORCE COMPACT(80/125)。末広がりの条件を除けばDEDAのZERO100(75/128)やワンバイエスのジェイカーボン・ネクスト(80/125)も良さそうであった。


数値上はEASTONのドロップが1cm深いが、エンドが下がっている為で下ハンのグリップ部ではほとんど変わらない事が分かる。ブレーキレバーの近さはJ-FIT優勢。SLIM SHIMS装着状態。Click!

 ドロップハンドルは実際に取り付けてみないと分からないことが多いパーツ。今回もSTIレバーをセッティングしてみると、リーチの数値から予想した以上にブラケットが手前に来ることとなった。同じステム長だとサドル先端~ブラケット寸法もサドル先端~下ハン最深部寸法もJ-FITより1cm近く短い。その分はステムを伸ばして対応。
 サイズは芯~芯で40cm。前述のようにエンド部が実測40cmでブラケット取付部は38.5cm。J-FITも40cmだったが、歪みのせいでなんとブラケット部では41cmで(上広がり!)巡航時にはちょっと広いなぁ、と思っていた。ダンシング時は広い方が安定しやすいんだけどね。ちなみに公称195gに対して実測200gとサバ読みほとんど無し。

 実際に走ってみると下ハンの使いやすさが何より印象的。下ハンの持ちやすい角度に全体を調整→STIブラケットの取付位置を調整、の手順でセッティングしたので当然ではある。ショルダー部とエンド部が平行なハンドルでは角度調整の余地がほとんど無かったので嬉しいポイント。
 また、レバーの種類によるだろうがブラケットに多少仰角が付くのを嫌う人には合わないかもしれない。J-FITみたいにドロップの落ち始めがカクッと急峻な方がショルダー部と完全にフラットにしやすい。EC90ではショルダー部~ブラケットが大きな弧を描くような繋がりになった。上の写真を見て貰えば分かるように下ハンとブレーキレバーの近さは問題ない。
 振動減衰云々はプラセボもあるので微妙なところだが、喩えるならフロントタイヤの空気圧を、ブラケット部を握っている時は0.3bar、ドロップ部で0.5bar、エンド付近なら1bar近く落としたような感触。

 形状と素材を一遍に変更してしまったのでしばらく微調整が続くかもしれないが、今のところ剛性面を含めて特にネガティブな印象は無くて一安心。このまま馴染んでくれると嬉しいのだが。

 余談だが、今回使ってみたSILVAのCOBRAバーテープが妙に巻きやすく、巻き直しも可能でグリップも良くて意外とお気に入り。気分転換にエグい見た目だけで選んだのになかなかのヒットだった。
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コメント

こんにちは
SLX3のリーチの小ささは際立っていると思っていましたが、Jfitよりも小さくなるとは驚きです。
私的には、長距離を乗った際の疲れがまったく違うくらい振動吸収も優れていると思うのですが・・・

  • 2009/11/16(月) 21:05:19 |
  • URL |
  • foigras #-
  • [ 編集]

foigrasさん、こんにちは。

ハンドル選びの時、Blog記事を参考にさせて頂きましたよ~。
下ハンからレバーの近さならやはりJ-FITなのですが、SLX3のブラケットの近さはシャローの丸ハンで高めにブラケットをつけた時並みですね~。僕も驚きました。
振動減衰についてはまだロングらしいロングをやっていないのでコメントを抑えてます(笑) ただ路面の荒れた下り等ではフロントの暴れ方が断然少ないですね。
こんなことならもっと早くカーボンハンドルを試せば良かったです… 他のカーボンハンドルも試したくなる気持ちがよく分かりました(笑)

  • 2009/11/17(火) 00:02:25 |
  • URL |
  • 木熊 #leF2ecbc
  • [ 編集]

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