回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

イバノビッチ(イワノビッチ)にほれぼれ。

自転車乗りとしてはジロが終わってほっとひと息ついたところですが、テニス界では全仏オープンが佳境を迎えており、パリ郊外のローランギャロスで熱戦が毎日繰り広げられています。
男子はフェデラー、ナダル、ジョコビッチの三強に地元フランスのモンフィスが絡んで面白い展開。女子はエナンが辞めてしまって楽しみがないな、と思っていました。昨日までは。

しかし、昨日の女子準決勝で同郷セルビアのヤンコビッチと対戦しているアナ・イバノビッチ(Ana Ivanovic)を見ていて、久々に応援したくなる魅力的な女子選手が現れた! と嬉しくなってしまいました。

去年の全仏決勝の時はエナンにボロ負けして泣きべそをかく、ちょっとぽっちゃりな女の子だったのですが… あれから一年が経ち、カラダを絞り込んですっかりイメージチェンジ。

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黒木メイサが日焼けしてワイルドになって身長185cmに伸びた感じ?

ご覧の通りルックスが良いのは勿論、今時珍しいとても綺麗なテニスが魅力。

オーソドックスな片手打ちフォアに両手打ちバックハンド。是非お手本にして頂きたいバランスの良いフォームから、早いタイミングでフラットドライブ系の球を繰り出します。往年のクリス・エバートの美しいフォームを、腰の回転を使ってアグレッシブに仕立て直した雰囲気とでも言いましょうか。軽快なフットワークでバック側に大きく回り込んで打ち込むフォアの逆クロスは、シュテフィ・グラフを彷彿させる豪快さ。
サーブにも変なクセがなく、素直でのびのびとしたモーションから恵まれた体躯を活かして180km/hを叩き出す。いわゆるカラダの使い方が上手い選手です。

もちろん現代テニスですからハードヒットを織り交ぜた攻撃的なスタイルなのですが、力みの感じられないシャープでスピーディで歯切れの良いプレイ。無闇にボールを引っぱたくだけのテニスとは一線を画しています。シャラポワみたいに奇声をあげることがないのも大変好ましいところですね。

そしてオトコゴコロをグッと掴まれたのが得意のちっちゃなガッツポーズ。

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Yeah!!

いかにも「ヨシッ!」という声が聞こえてきそうなこの仕草がとってもキュート。おっちゃんはすっかりメロメロです。

最近の女子テニスは力任せ一辺倒のワンパターンになってしまってほとんど試合を見なくなっていたのですが、これからはアナを応援していくことにしたよ!(と、急にファーストネームで呼んでみる)

それにしても紛争下の旧ユーゴスラビアで育ち、過酷な環境の中を生きのびてトップクラスに台頭してきたジョコビッチ、ティプサレビッチ、ヤンコビッチ、イバノビッチといったセルビア勢のハングリー精神はスゴイの一言。

これだけ揃って「セルビア勢」と呼ばれていると、まるでセルビアがテニス振興に力を注いだかのように勘違いしてしまいますね。しかし実はそうではなくて、各々が先達モニカ・セレシュの活躍を励みに、スポンサーを探したりして国外に出て練習や試合を重ね、ほぼ同時期にここまで昇り詰めてきたというからビックリです。
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