回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

【ホイール】MAVIC Open Pro + SHIMANO ULTEGRA + DT Revolution



久しぶりにいわゆる手組ホイールを組んで貰った。一張羅のユーラスのリムサイドがかなり減ってきたのでいい加減ホイールを新調しなきゃならない時期だったのだ。

完組ホイールで言えばシマノのWH-6700辺りのコスパが良さそうなのだが、硬いフレームの乗り心地を改善したいこともあって手組ホイールに白羽の矢を立てた。というわけで今回のテーマは「WH-6700ぐらいの価格で乗り心地の良いホイール」だ。

色々悩んだ末(考えるのがまた楽しいわけだが)のパーツ構成は以下の通り。

RIMs : MAVIC Open Pro CD 32H(Couche Dure / Hard Anodized)
FRONT HUB : SHIMANO ULTEGRA HB-6700 32H
REAR HUB : SHIMANO ULTEGRA FH-6700 32H
SPOKEs : DT SWISS Revolution 2.0/1.5
NIPPLEs : DT SWISS Brass Nipple
LACING : 3-Cross

これで工賃込みでWH-6700とほぼ同価格。重量はフロント785gにリア970gで合計1755g。リムテープを含めて1785g。リムテープ不要のWH-6700が公称1652gで実測1680gだから100g重い程度。アルミニップルを使えば30g位軽くなるし、ハブをデュラにすれば更に120g軽くなる。リムはCDだからシルバーより重めのはず。

構成はごく一般的だが、僕の体重で後輪のスポークがレボってのは剛性を最重要視すると厳しいはず。ここは敢えてたわませてみようかと考えた次第(理由は後述)。乗り心地重視なので当然前後とも6本取りのイタリア組。

実際に使ってみた結果は「乗り心地が良くて踏みやすいホイール」という印象。ユーラスと比較して細かく言うと乗り心地は大幅に向上、横剛性は少し低下、駆動剛性はけっこう低下といったところ。(※追記参照)
特に前輪の乗り心地向上は目を見張るものがあって、同タイヤ同空気圧ながら1気圧以上落とした感触。フロントはシッティングだろうがダンシングだろうが常に手が触れている場所なので乗り心地に関する心理的な影響も大きく、とても効果的なのだ。

そして、駆動剛性が下がって踏みやすくなった点についてはフレームの性格が影響している。僕が乗っているWilierのKarbon2というフレームは設計が古いくせにやたらと高剛性。独TOUR MAGAZINの荷重試験(インプレではない)でも、凡百のカーボンやアルミは言うに及ばず、硬いと言われていたSCOTTの初期型CR-1や同じWilierのLE ROI辺りよりも特にBB周辺部の剛性数値がずっと高く、CANYONが超高剛性フレームを出してくるまで抜かれなかったレベルなのである。

そんなフレームにこれまた駆動剛性の高いユーラスを組み合わせると、極端な話ペダルからリムまでたわみがほとんど無いような感触になるのは当然のこと。シッティングで加速するのが苦手で、ダンシングでガンガン踏み抜かないと加速しにくいような自転車に仕上がっていた。
対して今度はやや駆動剛性を落としたホイールを組み合わせたのでいわゆるウィップが発生するようになった。それを利用してシッティングのままスルスルと加速しやすくなったり、登りで大トルクが必要になっても楽に踏めるようになったりしたわけだ。

また、Karbon2に手組ホイールを合わせてみようと考えたのには他にも理由がある。次の写真をご覧頂きたい。

Karbon2_Pantani.jpg
karbon2_Rebellin.jpg

上が2002年のパンターニで下が2003年のレベッリンのマシン。いずれもAMBROSIOのクロノやネメシス辺りのチューブラーリムを28Hくらいで組んだホイールのようだ。当時既に完組ホイールが主流であったにも関わらずわざわざ手組を履かせている。
つまりこのフレームには手組ホイールの方が相性が良いと二人とも判断したのではないだろうか。それが駆動剛性のバランスなのか乗り心地の為なのかは分からないけれど、これらの資料が今回ホイールを組むきっかけになったのは確かではある。

そんな感じで使い始めて1000kmほど経過したが、今のところ大変気に入っている。些細なことだが、MAVICで嬉しいことの一つが外径が小さいのでタイヤを嵌めやすいこと。特に嵌め難いことで名高いカンパからの移行なのでその違いはかなり大きい。

あとは後輪のテンションを少し上げたり結線したりして駆動剛性を調整しても面白いかも知れない。そういうアレンジの余地があるのもなかなか素敵だと思う。自分で組めるようになるともっと面白いんだろうな。

(※追記)
この後、初期振れを取るついでに後輪のテンションを上げてもらったところ、乗り心地はほとんど悪化せずに駆動剛性が最適化。フレームとホイールのマッチングが最高に良くなり「乗り心地が良くて踏みやすくて良く進むホイール」になった。大満足。
関連記事
スポンサーサイト



春めいて太平山


太平山・謙信平

昨日から急に春めいてきた。
この時期の小来川方面は雪解け水でウェット路面が多い。洗車したてだったので泥だらけになるのを嫌って南下することに。

栃木市街を抜けて太平山に登りかけるが栃工側は工事中のようだ。國學院側にまわって再度登り直し、謙信平でひと息ついてUターン。こちら側を下るとカーブのガタガタ舗装が鬱陶しいんだよなぁ。

夕方になっても気温が急に下がらないのが春らしい感じ。ポケットに突っ込んだベストを使わずに済んでしまった。走行68kmで今月761km。
関連記事

雨霰雪雪晴雨雪曇。


農道周回コース途中の梅の木。奥の山影は古賀志山。

雨霰雪雪晴雨雪曇と関東の冬らしからぬ天気が続く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

昨日、小雪の舞う中を走っていると古賀志のセブンイレブンで練習を終えたブリッツェンの選手達を発見。栗村監督はなんとサポートバイクで帯同していたようで、鬼のように着込んでダルマみたいになっていた。3℃以下では自転車はともかくオートバイは寒かっただろうなぁ。お疲れさまです。

その後なおも西進すると雪が弱まったので今市方面を周回してみたらウェット路面が多くてちょっと後悔。この辺は道路脇の雪が全然消えないな。小来川に近づくと本降りになったので長畑付近で撤収。走行54km。

今日は雨雪の心配はなさそうだ。洗車が面倒なのでドライ路面を選んで大谷街道と農道をループ状にグルグル走る。あまり面白いコースとは思えないが贅沢は言うまい。今日も3℃以下だが雪は降ってないし風もないので快適。走行52kmで今月488km。
関連記事

凍てつく大芦渓谷


ひとつ前の記事と同じフレーミングの写真。雪の有無で随分印象が変わる。

ここ一週間の天候不順で小来川方面の路面状況が不安なので古峰原街道へ。
一の鳥居くらいまでは陽当たりが良いので厳冬期でも路面状況が安定している。

じわじわと気温が下がるだけでドライコンディションのまま一の鳥居まで進み、東大芦川に沿って大芦渓谷へ分け入ると状況が一変した。周囲の景色に雪が目立ち始め、路面では残雪が半端に融けてシャーベット状になっている。凍ってはいないので問題なく走れるが雪のせいで気温も一気に下がる。

あんまり寒いので白井平橋で一枚写真を撮ってすぐに引き返した。びちょびちょの路面はなるべくゆっくり通過したが自転車の下回りは泥だらけに。まぁこの時期の泥汚れは勲章みたいなもんだから洗車はあとでいいか。融雪剤もほとんど無かったし。

79km走って今月未だ252km。
関連記事