回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

【メンテ】カーボンフレームとアルミピラーの固着。

Wilierに関していくつか懸案事項があると以前に書いたが、その中で一番やっかいなのがシートポストを固着させてしまったことだった。

カーボンフレームにアルミシートポストの組み合わせだったのだが、雨に降られないのを良いことに冬季期間中2~3ヶ月抜かないでいたらガッツリ固着してしまったのだ。

調べてみるとカーボンとアルミの組み合わせでも電食(ガルバニック腐食)が起きるらしいし、凍結防止用に撒かれている塩化カルシウム(電解質溶液としても最適)が直接アルミを腐食させる可能性だって大きい。完全に油断していた。
原因はともかく、固着が発覚してからというものフレームとピラーの隙間に5-56を染みこませたり、シートピンを抜いたまま走ったり、ピラーを急速冷却したり、古いサドルに付け替えてトルクをかけてコジってみたり、色々試したのだが結局外せないまま数ヶ月が過ぎていたのだった。

そろそろサドル高も上げたいシーズンになってきたし、このままではサドルの交換もままならないのでいよいよプロの助けを借りることにした。作新学院近くの【BICI STELLE】には家が近いこともあって主にメンテ方面で時々お世話になっているのだが、オーナーに相談したところトライして頂けるとのことなのでお任せすることに。最終手段としてはピラーを切断して引き剥がす事を想定してのオーダーだった。

2日ほどして「抜けました~」とのお電話。お店に伺って抜けた跡を見るとシートチューブの内側にもピラーの周りにも白~灰色の粉末状の化合物がびっしり。目を覆いたくなるような惨状であった。この状態でよく切らずに抜けたものだと感心。細かい作業内容は企業秘密のようだが、「治具を作って少しでもピラーが動くように」して抜いたとのこと。さすがプロである。

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念入りにペーパーがけしてもなお残る腐食痕。戒めの為にに晒す。

あとはシートチューブ内側を細目のサンドペーパーで綺麗に磨いてどうにか復活。とりあえずカーボン対カーボンなら電食は無さそうなので、パーツ箱からLOOKのERGOPOSTを引っ張り出してきた。用心してFINISH LINEのFIBER GRIPを薄く塗って装着。思えばこういう製品が出てきた時にすぐピラーに塗っていれば今回の固着は防げていたかも知れない。後悔先に立たず。
というかまず何ヶ月もピラーを差しっぱなしにしないことだ。全ては私の不精が招いたこと。深く反省したい。

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固着が直ってスッキリした気分で大芦渓谷へ。

ヤグラの固定力がイマイチでしばらく使っていなかったエルゴポストだが、久しぶりに使ってみると記憶に残っている以上に振動を丸め込む効果があるのに驚いた。
LOOK KXに使っていた頃はフレーム自体が柔らかかったのであまり感じなかったけれど、Karbon2のように反応性重視でバックが硬いフレームに使えばカーボンピラーも効果的なのかも知れない。ちょっとした怪我の功名である。

86km走って今月400km。ちなみに先月の走行は1045km。
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