回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

7月度〆

梅雨が早めに明けたおかげでぼちぼち走れた7月。
今日は54km走って7月の走行は1300km。わりと頑張った。
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【アンダー】夏用アンダーウェア比較(PEARL, CRAFT, ASSOS)

8月に入る前に手持ちの夏用アンダー3種をざっくり比較しておこうかと。

◎PEARL IZUMI クールアンダーノースリーブメッシュ
pearlizumi_s.jpg
細かいメッシュで構成された夏の定番アンダーウェア。肌触りはザラザラしている。伸縮性はあまり無い。

◎CRAFT PRO COOL スリーブレス
craft_s.jpg
秋冬用のPROZERO素材でお馴染みのクラフト。パールのメッシュ素材に強力な伸縮性を持たせたような仕上がり。肌触りはソフトで着丈は長め。

◎ASSOS POWERSTATIC ノースリーブ(SUPERLEGGERA)
assos_s.jpg
メッシュの編目が非常に粗いのが特徴。サイドとショルダー部分は平織り。肌触りはソフトで伸縮性が高い。着丈が笑っちゃうくらい短く、ビブショーツと重なる部分を最小限にしているのが特徴。

相対的に見ると、

・クール感 アソス>>パール>クラフト
パールとクラフトが肌とジャージを密着させて汗を受け渡す感じなのに対して、アソスは肌からジャージを浮かせている感じで圧倒的に涼しい。大きな網目は伊達ではない。クラフトは襟ぐりが狭い分パールよりクール感がやや劣る。

・ドライ感 アソス>パール≒クラフト
いわゆる「汗抜けの良さ」ではアソスが優れている。汗をバッファリングしておく場所として考えるとクラフトやパールの方が吸水量が多いと言える。いずれにしても平織りのCOOLMAX素材などに比べたら圧倒的にドライなのは間違いない。

・着心地 アソス≒クラフト>>パール
素材に伸縮性があるか否かで着心地はだいぶ違ってくる。伸縮性の低いパールではキツキツでもブカブカでもない「ピッタリ」サイズを選ぶことが特に重要。

といった感じ。トータルで見るとアソスが優れているが、値段もパールの倍なので良くなきゃ困るという話もある。ちょうど中間の価格帯にあるクラフトのPROCOOLは着心地と性能、価格のバランスがとれていてオススメしやすい。
ちなみに例によってクラフトのサイズ設定は大きめ&長めで、今回で言えばクラフトはS、アソスはM、パールはLでほぼ同じサイジングとなっている。
山間部に走りに行くことを前提として考えて、平地の気温が30℃程度ならパールやクラフトで良いが、30℃を大きく超えるならアソスを選びたい。

そもそも夏にジャージの下にアンダーを着るかどうかは好みが分かれるところ。メッシュをきちんと配してあるビブショーツを穿けば、素肌にジャージでもさほどベタベタした感じにならないで済むこともある。短時間なら吸汗性よりも走り出しの風通しの良さを優先したくなるかもしれない。

長時間のライディングや標高が上がって気温差が激しくなる場合などはアンダーを着た方が快適なことが多いので、条件によって上手く使いこなしたいものである。

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【アパレル】ASSOS UVアームプロテクター

assos_armprotector.jpg

去年あたりから流行りだした夏のUVカットアームカバー。
アスファルトの上で夏の太陽に肌をジリジリと灼かれている感覚は楽しいものではありません。日焼けは体力を消耗させますし。旧来の考え方だと暑い季節はとにかく肌を露出!みたいな方向性だったのですが近年だいぶ認識が変わってきました。夏のアンダーウェアに関しても似たような意識の変化がありますね。

さて、実物を店頭で見比べることができたのはパールイズミとアソス。
パールのUVアームカバーは腕内側のメッシュ地は涼しそうでいいのですが、全体的に伸縮性に乏しくフィット感がイマイチ。太さに対して長さが短めのサイジングでした。
アソスのUVアームプロテクターは伸縮性が高くてフィット感が良いです。素材はCW-XのX-FITシリーズの夏物をさらに薄くしたような感じで内側がサラッとした着心地。身長172cmでサイズ1。値段はパールより500円高い程度('07モデル)。
今年はこの他にもGOLDWINやDESOTOが良さそうなのを出してきました。

この製品は太陽が照りつける炎天下で大変効果的。太陽光線をカットするのと同時に汗が一気に蒸散してしまうのを和らげる役割も果たします。腕から吹き出した汗がバッファリングされるのでクーリング効果が多少長持ちするわけです。全体を真水で濡らしてしまうのもひとつの手です。

逆に、陽射しが大したことないわりに気温・湿度共に高く汗がまったく乾かないような油照りの日や、ひたすらヒルクライムしている時なんかはちょっと暑苦しい感じになります。ある程度のスピードがないと当然クーリング効果は弱まりますからね。UVカット機能はどんな時でも有効なのですが。

夏にわざわざ肌を覆うのは抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんし、万人にオススメとまでは言い切れませんが、使い方を心得ればなかなか有効なアイテムではないかと思います。
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【メンテ】あえてのデュラプーリー

ふと「プーリーを替えよう」と思ったわけです。

といっても別にプーリーごときで性能を上げようなんてことは思ってません。アルテグラのRディレーラーはガイドプーリーがセラミックブッシュなので、これが数千キロごとに油切れを起こしてキュルキュルいいます。雨に降られることが多ければもっと頻繁になります。とりあえずココをボールベアリングにしてメンテを手抜きしたかったのです。プーリーボルトは意外と緩みやすいので頻繁に脱着するのもなんですし。

そもそも今のRディレーラーは既に4万キロ弱使っているので全部取り替えちゃえばいいじゃん、とも思いますがプーリー以外は特に消耗も見られないので使い続けます。MOTTAINAIですから。

セラミックベアリングを使ったFSAやTacxやBBBのプーリーがちょっとした流行ですが、どうせセラミックを使うならノンコンタクトシールのceramicspeed製が良いけどちょっと高すぎ。スペーサーを入れかえて使うってのがなんとなく気に入らない。プーリーが赤やライトグレーだと汚れが目立つ。TisoやKCNCが出してるアルミプーリーは昔からあってカッコいいけどチャラチャラうるさい。サードパーティ製品を混ぜて妙に変速調整が面倒になったりしたらイヤだ。…などなどの思いが積み重なって「いま、あえてのDURA-ACEプーリー」となりました。

duraace_pulley.jpg

早速古いアルテプーリーを外してみるとさすがに歯先が摩耗して薄くなっています。まぁココが新品になるだけで全然違うわな、と思いつつプーリーボルトにしっかりネジロック剤を塗って交換完了。矢印で回転方向が指定されているのが下側のテンションプーリー、大きなダストカバーが付いているのが上側のガイドプーリーです。

使ってみると… 期待通りごく普通です。ちょっとだけ変速のタイミングがダイレクトになりました。ガイドプーリーのギア板が新品なのですから当然ですね。シマノ純正だけに変速の調整がシビアになるようなこともなく、所期の目標をすんなり達成。

今までチェーンだけはDURA-ACEグレードを使ってきたのですが、ついに2箇所めのデュラパーツです(笑) あ、シフトインジケータも一応デュラグレードでしたっけ。
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ひぐらしミニマルミュージック

梅雨も明けて、ひぐらしの鳴く時間帯に走ると気持ちの良い季節になりました。夕立さえ来なければ。

もちろん早朝の方が断然涼しいのですが、午後4時頃からひぐらしの大合唱に囲まれつつ日没まで走ってひとっ風呂浴びる、というのもなかなかオツなものです。僕は下戸ですが呑む人ならビールを投入する最高のタイミングなのでしょうね。

今日もそんな風にしてカナカナカナカナ…と重なり合って無限ループする鳴き声を聞きながら山間部を走っていて、ふとこういう音楽があったよな~、と思い出しました。

スティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」です。

reich2.jpg

2週間ほど前に5月のライヒ来日コンサートの模様がNHKでオンエアされていたので耳に残っていたようです。

ライヒといえばミニマルミュージックの代表的な作曲家ですが、その中でもこの「18人~」は名曲。現代音楽というカテゴリーから連想される聴きにくさはなく、むしろテクノやエレクトロニカに馴染んだ我々にとって親しみやすい曲と言えます。

マリンバとピアノがひぐらしのカナカナ…のようなパルシヴな音を作りだし、その位相を少しずつずらしながら音場を拡散させ、その上にヴァイオリンやチェロ、クラリネットやコーラスが彩りを添えていきます。生楽器によるアンビエントミュージックのようなもの、という雑な例え方もそう遠くはないかと。

また、1時間程度の曲の最初と最後に"Pulses"というテーマを置きその間を11の"Section"でつなぐ構造は、2つの"Aria"の間を30の"Variation"でつなぐバッハのゴルトベルク変奏曲なんかを思い起こさせ、これも親しみやすい展開と言えます。

というわけで家に帰ってから「ひぐらしミニマルミュージック」を再生しつつこれを書いてみました。66km走って今月750km。
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POLAR WearLink+ストラップ(新型)

心拍計はPOLARのS210を3年ほど前から使っています。さすがに3年も経つとトランスミッター本体とストラップの電極とを接続するバネホックが劣化してしまい、磨いても接点復活剤を使っても接触が悪く、心拍を拾いにくくなっていました。

ストラップが別売りされているのは知っていたので早く交換したかったのですが、ここ数ヶ月輸入元にも在庫がありませんでした。先日ようやくお店に入荷したのを発見。どうやらWearLinkプラス用としてデザインが変わったようですが従来型のWearLink31Cにも使えると言うことで購入。

早速交換してみるとトランスミッターとストラップの接続方法が変わっていました。今まではこんな感じだったのが…
WearLink_old.jpg

こんな感じに…
WearLink+_small.jpg

旧型では着脱のたびに接点を兼ねているホックを消耗させていたので、そこを改良して本体とストラップはいちいち外さないようにしたのでしょう。では新型ではどこで着脱するかと言うと…
WearLink+_left.jpg

ちょうど左脇の下あたりになる場所に引っ掛け式のフックがあります。位置的にフロントホックからバックホックになったようなものですからかなり着脱しにくくなっています。そのかわり接触が安定するなら仕方がないといったところでしょうか。

装着して走り出してみると、当たり前ですが3年モノとは違って心拍の計測開始がスムーズ。これでようやく使用数回ごとに接点を磨き直す手間から逃れられます。

ちなみに体の前側で左右をつないでから所定の位置までストラップをクルッと回してみると装着しやすかったのですが、オンナノコがブラを付ける時によくやる仕草を思い出してちょっと自分自身に違和感を持ってしまいました(笑)
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油冷エンジン

気温30度オーバーの中を走り出してみるとアップ中にもかかわらず心拍数が妙に高い。住宅地を20km/h台で走っているのに心拍計に130などという数字が。まだまだ暑さに体が順応していません。汗をかくためには水分を運ぶのに血流量も増やさなきゃ間に合わないわな、と納得しつついつもより更にゆっくりと走ります。

汗をダラダラかいて心臓をバクバク言わせながら走っていると、空冷エンジンでありながら実のところ十数リッターのオイルで冷却していて、別名油冷エンジンとも言われていたポルシェ911をなんとなく思い起こしたりします。体表面は空冷(半水冷)で体内は血液で油冷だぜ!みたいな。オイルクーラーは頸動脈あたりでしょうか。

山間部に入って涼しくなると心拍も通常ペースに戻ります。カラダってほんと正直。暑さに慣れるまでは無理せずに、で50km走って今月501km。
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久々の雨ヌキライドとエミコさん。

全天が低い層雲に覆われていたものの、今日はなんとか一滴も降られずに小来川を一周してきました。走っていて雨に降られなかったのは一週間ぶり。ここんとこ急な気温の上昇もあって積乱雲と追いかけっこばかりでしたからね。
まぁ栃木の北西部は山岳性の気候なのでロケーションの良い場所を走ろうと思ったら仕方がないことですが…

さて、バス停のピークを過ぎて気持ちよく下っていると、前後サイドバッグ装備のキャンパーに乗ったご夫婦ツーリストとすれ違いました。なんせスピードが乗っていたので一瞬横目で見て「ちわーっす!」と挨拶するのが精一杯でしたが、お二人の雰囲気がサイスポ等でお馴染みのエミコ&スティーブ・シール夫妻になんとなく似ていたような気がしました。

確か関西在住だしこんなとこに居るわけないよな、と思いつつ帰宅してから一応エミコさんのBlogをチェックすると残念なお知らせが。
エミコ&スティーブの地球大冒険
癌ってほんっとにしつこいんですね。再びの回復をお祈り申し上げます。
そういうわけでエミコさん達ではなかったわけですが、旅人のオーラを発散している素敵なお二人でした。

健康体で自転車に乗れる幸せを再認識しつつ70km走って今月330km。
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【サドル】FLITE, SLR, ERA, ASPIDE, ARIONE, etc.

これまでにご紹介した、
SPECIALIZED BG S-WORKS
SPECIALIZED BG2 PRO
SPECIALIZED ALIAS 143
SELLE ITALIA TURBOMATIC3
SELLE SANMARCO ERA LUXE Ti
以外の、買って使って手放したその他大勢のサドルたち。これこそサドル遍歴ですね。

・SELLE ITALIA FLITE
パッと座った感じは悪くないのだがだんだんと会陰部への圧迫が強くなってくる。最大幅の後端部から徐々に狭まっている途中に坐骨を載せる感じで落ち着きが悪い。

・SELLE ITALIA SLR
軽さと薄っぺらい見た目から想像されるより遙かに乗り心地がよくてビックリした。サドル幅は広くないがベースがしなやかで坐骨部・会陰部ともに当たりが優しい。僕の場合坐骨の内側で乗ることになるがそこに窪みが成形されていたのも丁度良かった。先端部の幅の広さとサイドの擦れがやや気になる。

・SELLE SANMARCO ERA PRO
跨った瞬間にダメだと悟った。丸く盛り上がった座面形状が合わないし幅が全然足りない。僕にとっては三角木馬。

・SELLE SANMARCO ASPIDE
サンマルコの出したSLRへの対抗馬。ベースにSLRのようなしなやかさがなく坐骨部への当たりがキツい。会陰部への圧迫は比較的少なめ。

・SELLE SANMARCO SKN Nanoflex
ASPIDEを幅140mm程度に拡げたようなサドル。やはりベースが固くイマイチ。

・FIZIK ARIONE
流行った時に一応買ってみた。パッドがソフトなので一瞬の当たりは柔らかいがセンターの盛り上がりが確実に会陰部を圧迫する。僕が乗るトップチューブ530mm程度のフレームでは全長300mmという大きさがアンバランスでカッコ悪い。

・SELLE BASSANO BOXTER
SELLEBASSANO_BOXTER.jpg
確かTESTACHレーシングとの共同開発という謳い文句だったと思う。穴あきではないが「AntiCompression System」を標榜して会陰部への圧迫をかなり低減していた。裏側から見ると凝ったベース構造をしていた記憶がある。
かなり気に入っていたのだが古いMTBを友人に譲る時にたまたま付いていたのでそのままあげてしまった。今考えると勿体ないことをしたと後悔している。


こうしてみると定番どころは大体使ってますね。スペシャのBGシリーズに出会ってからも一応流行りのサドルは試してみましたが結局BGに戻るパターンを繰り返しました。サドルは比較的気軽に試せる値段なのでこういう遊び方もアリだったかなと。

皆様におかれましては最短距離で理想のサドルに到達できることを祈っております…

※関連記事→自転車用品【サドル】
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