回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

ロン・マクラーティ「奇跡の自転車」

「奇跡の自転車」ロン・マクラーティ著(新潮社・2006・単行本)

・ある日突然家族を全て失ったことを知った男が、実家のガレージで子供の頃に乗っていた自転車を見つけてなんとなく空気を入れに行き… というアメリカン・ロードムーヴィーを自転車でやったような物語。現代アメリカらしい「ええ話」です。映画で言うと「ストレイト・ストーリー」なんかに通じるものがある。
・著者はS.A.T.C.などにも出演経験のある役者。そっちで稼ぎながら書き続けているらしい。当初オーディオ・ブックという形で世の中に出ていた物をスティーヴン・キングが聴いて書評で絶賛し、活字出版にこぎ着けたという逸話つき。

★★★☆☆

その他の自転車関連書籍は→本【自転車関連】
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風間 一輝「男たちは北へ」

「男たちは北へ」風間 一輝 著(早川書房・1995・文庫)

・東京から青森に向けて自転車でツーリングを始めた中年男が、偶々自衛隊の機密研究文書を拾ってしまい… という異色のハードボイルド小説。同時期にヒッチハイクで青森へ向かう少年との無骨な交流などのエッセンスの散りばめ方も上手い。

★★★★☆

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竹内 真 「自転車少年記」

「自転車少年記」竹内 真 著(新潮社・2004・単行本)

・子供の頃から自転車好きだった幼なじみ同士の二人が、初めて海まで遠出したり、高校最後のレースで強豪校に一泡吹かせようとしたりする前編(決してスポ根ではない)。そして後編では、ちょっと大人になってから違う角度で自転車に関わるようになる物語。自転車を媒介としたストレートな青春成長小説。爽やか。
・「自転車少年記―あの風の中へ」という名前の文庫が出ているようだが、同テーマで内容を書き替えてある模様。そちらは未読。

★★★☆☆

→文庫版の「自転車少年記―あの風の中へ」はこちら
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