回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

ポルシェ1台分

たまには景気の良い話をしてみよう。

ちょっと必要なものがあって、たまに行くオーディオ屋さん寄ったんですよ。
そしたらお世話になってるオジサンがニヤニヤしながら「ちょっと聴いていきます?」と言うので「いいけど買えませんよ」「売るつもりも無いからダイジョブ」とか話しつつ奥の高額機器部屋へ。
こっちの部屋は私ごときには縁のない世界の機器が収まっているワケで。桁が一桁、二桁違います。

んで目に飛び込んで来たのがペアで伍百萬圓也のスピーカー。そういやしばらく前にコレを鳴らし込んでてセッティングが決まらないとか言ってはったな、と思い出しながらスピーカーを舐め回すワタクシ。
推定50代のハゲオヤジはその間も足取り軽やかに準備を進めております。

「ほい、座って」と促され定位置に着くとCDスタート。まずボーカル物。ふむ。続いて定番物のJazz。おー。ピアノ物。へぇ。古楽器。おやおや。と手際よくかけていきます。
そして真打ちのヴァイオリン。うっひゃあ。これは凄かった。
なんだかんだ2時間弱聴かせてもらいました。

このオッサン、自分でヴァイオリンを弾くだけあって音楽のセンスが悪くない。オーディオ屋の試聴ソフトってダサいとこが多いんですけどね。アレはホントどうにかした方が良いと思う。

仕事柄スタジオのラージモニターは色々聴いてるし、民生機でも価格的にはこのレベルの音も結構聴いてるんだけど、今日のは良かった。ぐっじょぶハゲオヤジ。数百円の買い物で、買えもしない高級品2時間も試聴した俺もグッジョブ。

ちなみに
CDトランスポート ¥1,380,000
DAコンバーター ¥1,680,000
プリアンプ ¥1,900,000
パワーアンプ ¥2,100,000
スピーカー ¥5,000,000
合計 壱千弐百とんで六萬圓也。

ざっとポルシェ1台分。あひゃひゃひゃ・・・
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芥川賞と直木賞が

それぞれ阿部和重と角田光代だそうだ。
同時代で読んできた人がこういう立場になったのだあ、と感慨深くもあり、
彼我の差には凹まされるものもあり。才能ある人を羨んでも仕方がないが。

とにかく、おめでとうございます。
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