回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

【ケミカル】FINISH LINE "CERAMIC WAX LUBE"

FinishLine_CeramicWax.jpg

愛用していたWHITE LIGHTNINGの"ORIGINAL"(マイチェンして"CLEAN RIDE"に名称変更済)と同"EPIC"がなくなりかけたのでお店で注文したのだが、輸入代理店で欠品しているという返事。

ホワイトライトニングでワックス系の使い勝手を気に入ったので同系統のモノを試してみたい所。ワックス系と聞いてすぐ思い浮かぶのはフィニッシュラインのクライテックだが、あれは非常に持ちが短かった。他に何か無いかな~と探してみるとフィニッシュラインがセラミック・ワックス・ルブという製品を出している。メーカーとしては耐久性を謳っているのでどんなもんかと購入してみた。

使い方はとりあえずワックス系の基本作法通りにしてみる。
・洗浄脱脂したチェーンに1周分くらい塗布。最初の重ね塗りはしても1回で充分そう。
・ギアチェンジして一通り行き渡らせたあと、初走行の前に乾燥時間を置く。
・最初の1~2クールはだいたい100kmごとに重ね塗り(ベースを作るつもりで)。カラ拭きOK。
・その後はだいたい300~400kmごとに重ね塗り。カラ拭きOK。
といった感じ。細かい注意点はWHITE LIGHTNINGの記事を参照のこと。

実際の使用感をホワイトライトニング・オリジナル(以下WL)と比較しつつ…
・塗布前の粘度はセラミックワックス(以下CW)、WLともにサラサラ。
・初期のチェーンの汚れにくさはほぼ同等。
・ワックス系特有の残りカスはWLがポロポロしているのに対し、CWは固くてしっかりした感じ。
・CWの方が残りカスが溜まる量が多い。汚れが溜まったと感じたら、重ね塗りの前にパーツクリーナーを噴いたウエスでチェーンサイドを軽く拭き取ってやると良い。
・耐久性はWLがやや優れる。
・いずれも1000km以上本格的チェーンクリーニング要らず。
・CWのウェット性能はとりあえず30km程の雨中走行では油ぎれは起きず。
・低温下では双方とも固まりやすい。冬期は塗布前に暖かい場所に放置した方が良い。
といったところ。

やはり「チェーンは常にピカピカでもないがドロドロでもなく、本格的クリーニングの頻度が大幅に減らせる」のは魅力。ホワイトライトニングの代替品としては及第点か。
というワケでしばらくはこのセラミックワックスを使ってみようと思っている。

【追記】
一瓶使ってみて、潤滑性・耐久性・防汚性いずれもWHITE LIGHTNING "CLEAN RIDE"の方が優れているので結局ホワイトライトニングに戻った。

【ケミカル】WHITE LIGHTNING "ORIGINAL" & "CLEAN RIDE"
【ケミカル】WHITE LIGHTNING "EPIC"
【ケミカル】VOO DEW
【ケミカル】RESPOチェーンスプレー ほか
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【ケミカル】RESPOチェーンスプレー ほか

・RESPO チェーンスプレー
潤滑性が大変良くてチェーン音がほぼ無音に。ただしホコリを吸って真っ黒に汚れやすいのが難点。持ちは200kmくらい。個人的にスプレー式はチェーン用として使いにくいと思います。

・PEDORO'S EXTRA DRY
いわゆるドライ系のルブ。100~200kmで再注油が必要になる感じ。最初ちょっとトロッとしてますが注油後はドライそのもの。マメにメンテされる方はこの辺が使いやすいのかも知れません。

・WAKO'S メンテルーブ
お馴染みスプレーグリスのメンテルーブ。自転車に乗り始めた頃はなんでもこれ一本、という感じでした。MTBの時はよく使ってたのですがロードメインになってあまり出番が無くなりました。

・EVERS-1 メタルケアー
WAKO'SのラスペネCなどと似た特性のさらっとしたオイル。水置換性が高く、雨天走行後にチェーンに一吹きすると水がボタボタと落ちてきて錆を防ぎやすくなります。
粘度が低くホコリを呼びにくいので、ディレイラーやブレーキアーチの可動部などはコレで潤滑しています。

【ケミカル】FINISH LINE CERAMIC WAX LUBE
【ケミカル】WHITE LIGHTNING "ORIGINAL"
【ケミカル】WHITE LIGHTNING "EPIC"
【ケミカル】VOO DEW

【ケミカル】VOO DEW

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White Lightningに落ち着く前にチェーンルブとして愛用していたVOODEW。
一時期ちょっと流行ってましたね。チームブリヂストンアンカーが使ってたり。
MPCという謎なメーカーの、パッケージの色からしてアヤシい雰囲気満点のオイルです。深夜番組で通販しているアメリカのクルマ用添加剤に似たノリを感じます。

コレの特徴は潤滑性と極圧性に優れ且つ長持ちすることで、一回の塗布で4~500kmは潤滑を維持します。粘度としてはセミウェットくらいの感じ。汚れやすさはドライオイルとあまり変わらず、余分なオイルをしっかり拭き取っておけばすぐ真っ黒になるということもなく、しばらくはピカピカの駆動系を楽しめます。ただし拭き残しが多いとその分素直にホコリを呼びまくるのでご注意を。

雨にはかなり強く、宇都宮名物の夕立にヤラれて50km以上ずぶ濡れで帰ってきても油膜切れを起こさずに済みます。出る予定は全くありませんが、もし雨のレースに出なきゃならないとしたら取り敢えずコレを選ぶと思います。

また連続1~2回は洗浄脱脂せずに追加注油出来ますが、その際にはチェーンを一通り拭いてからVOODEWを差し、歯ブラシなどでこすって内部の汚れを浮き出させてから余分なオイルと共に拭き取ります。製品のwebでは「クリーナーとしても優秀」と謳って紹介されている方法だけになかなか効果的。ただ単に追加注油するだけだとドロドロが蓄積されやすいので要注意。

難点はかなり強烈な甘い臭いがすることと、油膜の強さ故に完全脱脂が大変なこと。塗布時に余分なオイルを拭き取るのもなかなか根気が要ります。

チェーンクリーニング・拭き取りの手間を厭わない人にはお勧めできるケミカルだと思います。

【ケミカル】FINISH LINE CERAMIC WAX LUBE
【ケミカル】WHITE LIGHTNING "ORIGINAL"
【ケミカル】WHITE LIGHTNING "EPIC"
【ケミカル】RESPOチェーンスプレー ほか

【ケミカル】WHITE LIGHTNING "EPIC" & "EPIC RIDE"

WhiteLightning_EPIC.jpg

前述のように愛用しているホワイトライトニングのオリジナルですが、気温が10℃くらいになると成分の分離が著しくなるのと、雨に比較的弱いという弱点があります。

そこで冬期にチェーンルブとして主に使用しているのがホワイトライトニングのEPICです。こちらはワックスというよりオイルに近いですね。

「重ね塗りOK!」という基本的なコンセプトはそのままですが、
・汚れが溜まりやすくなる。チェーンクリーニングの間隔が短くなる。
・一回の塗布での持ちはWLより長くなる。
・ウェットにはWLより強い。
・塗布後に乾燥させる必要がない。
といった違いがあります。ウェットでの強さから、WLを使用していて雨に降られそうな時にEPICをトップコートとして上塗りして使用することもあります。

使い方のコツはWLとほぼ同じなのですが、
・一回に塗布する量は普通のオイルと同じくらい。
・リンクローラー内部まで浸透したら余分なEPICは普通に拭き取ってOK。
この辺りがちょっと違います。

いずれにしても「カラ拭き&重ね塗りの繰り返し」という使い勝手の良さはちょっと他に替わりが見当たらないので、WLとEPICの組み合わせが今のところチェーンルブの定番に落ち着いています。

※マイチェンで商品名が"エピックライド"に変更になりました。

【ケミカル】WHITE LIGHTNING "ORIGINAL"
【ケミカル】FINISH LINE CERAMIC WAX LUBE
【ケミカル】VOO DEW
【ケミカル】RESPOチェーンスプレー ほか

【ケミカル】WHITE LIGHTNING "ORIGINAL" & "CLEAN RIDE"

WhiteLightning_ORIGINAL.jpg

ケミカル類は色々試してますがその中で愛用してるモノを。

まずはホワイトライトニングのオリジナル(以下WLと略します)。
巷の評判はあまり芳しくなかったけど、使ってみたらお気に入りになった一本。
乳白色の液体ワックスタイプでチェーンルブとして使ってます。

ワックスというとFINISHLINEのクライテックみたいに「チェーンが汚れにくいかわりに長持ちしない」というイメージがありますが、WLはその辺と狙っている性能が違うような気がします。

コレの一番の売りは「重ね塗りOK!」なことじゃないかと思ってます。

普通のオイルをチェーンに重ね塗りしてしまうと、ヘドロのような物体がリンクの間にどんどん溜まってきてイヤ~ンな気分になるので、オイルを差す前に毎回チェーンクリーニングしたくなります。

一方、WLは乾燥した黒いカスが表面に出てきて、カラ拭きすればピカピカにこそなりませんがドロドロにもならないので、そのまま塗り重ねられるのです。使い続けると一回の塗布で大体300~400kmくらい持つようになります。雨に降られなければ1500kmはその繰り返しで行けるので、シマノ10sのチェーン寿命が大体3000kmとすると、運が良ければチェーン一本につきチェーン洗浄一回、ということに。

こういう性質ですから「常にチェーンはピカピカじゃなきゃ許せない」という方にはオススメしません。マメにチェーン洗浄してドライオイルを使ってください。「毎日乗りたいけどメンテの時間が取れないからチェーンは輝いてなくても良い」というアナタにオススメします。カラ拭きして塗布すれば終了、ですから2分もかかりません。

使い方のコツは、
・使い始める前にチェーンやギアを充分脱脂しておく。
・容器の中で成分が分離・沈殿しているのでよく振って混ぜる。
・最初に処理する時には5~10分乾燥させながら2~3回塗り重ねること。ベースコートを作っていく感じです。2度目以降は1回塗布でOK。
・塗布する量は普通のオイルに比べて多めに。チェーンステーの下側でチェーンにポタポタ垂らしながら1周。当然ギアチェンジしてギアにも行き渡らせます。
・普通のオイルのようにしつこく拭き取る必要性は感じません。塗りっぱなしか、拭き取るとしても軽くでOK。
・乗り出す前に充分乾燥させること。
・使い始めの2回は100kmごとに塗布するつもりで。その後は大体300~400kmごとで大丈夫になります。
・カラ拭きしても汚れが取れない時は塗布してすぐ拭き取るとクリーナー替わりになります。
・黒いカスはプーリーに溜まるので時々除去しましょう。
・カラ拭きしても全然ダメかな、と思ったら諦めてチェーン洗浄してください。僕の場合1500~2000km経過したらクリーニングすることが多いです。

こう書いてみるとなんだか面倒そうに見えますね(笑)
でも実際に使ってみるとクリーニング頻度の少なさは感激モノです。300kmごとにチェーンクリーナーでガラガラしたりチェーン切って灯油でシェイクしたりパーツクリーナーを大量にぶっかけたりしなくて済むのですから。
乾燥が必要なので朝練するなら前日のうちに処理しておくのがオススメです。なお「セルフクリーニング」のキャッチコピーに過剰な期待は禁物。走行中にも汚れが剥がれ落ちますがチェーンにもカスは多少残ります。この辺の妙な期待が評価の低さに繋がってる気がするんですけどね…

気温が低くなると固まりやすくなるので冬期は同社のEPICを使うことが多いです。そちらはまた次回。

【追記】
その後マイチェンして名称が"クリーンライド"に変更になり、それと同時にCERFLONというフッ素系高分子化合物のマークが表示されるようになりました。PTFEにボロンナイトライドを加えたものらしく、耐久性は"オリジナル"より伸びている気がします。

WhiteLightning_CleanRide.jpg

【ケミカル】WHITE LIGHTNING "EPIC"
【ケミカル】FINISH LINE CERAMIC WAX LUBE
【ケミカル】VOO DEW
【ケミカル】RESPOチェーンスプレー ほか