回転木熊のグルペット

真紅のWilierにまたがって栃木の田舎道をぷらぷらしています。

【タイヤ】Bridgestone EXTENZA RR2X 23c インプレその2

※その1→【タイヤ】Bridgestone EXTENZA RR2X 23c インプレ

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後輪で2700km使用したRR2Xだが、数カ所で摩耗インジケーターのカラーゴムが露出し始めた。初めて使うタイヤは早めに交換することにしているのでさっさと同銘柄に交換。
ちなみにここまで前後ともノーパンク。

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切り裂きテストを兼ねて切ってみるとカラーゴムの厚みは0.5mmほどある。この分ならあと500kmは走れそうだったのでちょっと勿体ない。カラーゴムが全周にわたって露出してから交換しても充分間に合いそう。
断面を見るとタイヤサイドの構造は普通だが、トレッドセンター部のケーシングは積層が分厚い部類に思える。新品時に触って感じたセンターの厚みはこれが要因かも。

摩耗に関しては初代DUROより長持ちでDURO PTといい勝負になりそう、といったところか。ケーシングが見えるまで使えば僕でも後輪で3000kmは超える。
尤もトレッド面のゴムを厚くしたRR2LLというタイヤも発売されるようなので、ロングライフを求める人はそちらを、というのがブリヂストンの意向だろう。

全体の印象は初回インプレと同じく「とにかくクセのないタイヤ」という感じ。
「転がりが…」とか「グリップ感が…」とか「乗り心地が…」とか「トレッド面にキズが…」とか、そういう使っていて気になる事柄、というのが特に何も無い。これはある意味スゴいことだと思う。
個人的な好みで言えばショルダーのヤスリ目だけは要らないのだが(ロード用タイヤにおいてトレッドパターンが飾り以上の意味がないことを前提として)。

というわけで引き続きもう1本使用します。
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【タイヤ】Bridgestone EXTENZA (エクステンザ) RR2X 23c インプレ

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後輪で1500km使用後のRR2X。

公称220g、実測平均230g。Made in Taiwan。
トレッド形状は丸型。表示よりやや細め。パターンはセンタースリックでショルダーがやすり目。トレッド面は分厚い。ビードのきつさは標準的。1500km経過時点で前後ともパンク無し。前輪のセンターにはまだパーティションラインがうっすら残っている。

直前に履いていたのはDURO PTだが、それに比べるとかなりしなやか。23cとしては乗り心地が良い部類。転がり抵抗はまあまあ軽い印象。デュロやバリアントのような高いグリップ感はないが、実際のウェットグリップは問題ないレベル。全体的にクセのないロード用クリンチャーらしい素直なタイヤ、というイメージ。

なんとなくこんな雰囲気のタイヤを使ったことがあるなぁ、と考えていたらMICHELINのKRYLIONに似ていることに気付いた。クリリオンのグリップを何割か良くした感じ。グリップがいい替わりにあそこまでの耐摩耗性はRR2Xには無いと思うが。

トレッドゴムの下に色違いのベースコンパウンドが仕込んであって、摩耗が進むとそれが露出して交換時期を知らせる仕組みらしい。GP4000のスリップサインもそうだが、こういう工夫は分かりやすくて素直に好ましいと思う。

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サイドに光るBRIDGESTONEロゴ。ロードスター時代にBS派だった僕としては(RE710kaiは傑作だった)ほとんどこのロゴのために導入したようなもの。作っているのはMAXXISの工場らしいけれど。

※その他関連記事→自転車用品【タイヤ】

【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4-SEASON 23c インプレ

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後輪で2000km使用後の4-Season。サイドまで回り込んでいるDuraskinが目立つ。

公称220g、実測230g。Made in Germany。
トレッドは丸型。ビードはきつい。後輪2000km経過時点でパンク無し。特徴的なトレッドパターンはGP3000と同じ。

転がり抵抗はGP4000sと比べると4-Seasonの方がだいぶ重い。グリップはドライ・ウェット共にかなり良好。単体で触るとトレッドもサイドもしっかりした造りだが、乗り心地は4000sと同じくらいしなやか。
トレッドセンターはわりと順調に減っており耐久性は普通よりやや良い程度か。トレッドゴムが4000sより柔らか目なのかもしれない。それでも後輪で4000kmくらいは持ちそうだ。

ダブルブレーカー+Duraskinとトレッド表面キズの少なさが相まって耐パンク性の安心感はかなりのもの。"4シーズン"を名乗るだけあって低温グリップの良いトレッドゴムはウィンタータイヤとして好適。全体的にベースとなっているGP3000に似ており、一世代前のタイヤという印象は強い。GP4000ベースの4-Seasonが欲しいところ。

【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4000S 23c
【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4000S 23c その2
【タイヤ】Continental GRAND PRIX 3000 23c

※その他関連記事→自転車用品【タイヤ】

【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4000S 23c インプレその2

※前回の記事→【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4000S 23c

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後輪オンリーで4500km使用したGP4000S。2つの窪みはクルマで言うスリップサイン。

リアタイヤに使っていたGP4000Sが4500kmを経過した。その間金属片を踏み抜いての貫通パンクが1回。

トレッド面に彫られているインジケータを見るとあと500kmくらいは使えそうな気もしたが、見た目がだいぶ台形になってきたのと、DUROのようにギリギリまで高い耐パンク性を発揮してくれるかどうか未知数なので交換することに。
タイヤを外してトレッド面を指で挟んでみると、ケーシング層まで0.5mm強くらいは残っていそうな感触だった。このようなインジケータはなかなか便利なので他のタイヤも採用して欲しいものだ。

全体の印象は前回のブリーフインプレからあまり変わらない。GP4000Sは、グリップの高さと転がり抵抗の低さを鑑みると充分にロングライフなタイヤと言えそうだ。値段の高さとトレードオフになる耐久性とまではいかないが、乗り味の良さと耐久性と価格が高い次元でバランスしていると思う。この前に使っていたDURO PTより寿命が1000kmほど長く、乗り心地も悪くない。耐パンク性は問題ないレベル。トレッドの厚みに比してサイドが薄めなので砂利道に突っ込む時に気を使うくらいか。

久々に履いたコンチネンタルのタイヤが気に入ったので、次はより悪条件に強そうなGRAND PRIX 4-Seasonを後輪に使ってみることにした。

※【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4-SEASON 23c
※関連記事→自転車用品【タイヤ】

【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4000S 23c インプレ

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まだ1セットも使い切ってませんが簡単に。

公称205g、実測215g前後。Made in Germany。
トレッドは丸型。ビードはきついがグローブをしていればレバー無しで嵌められるレベル。特徴的なトレッドパターンは好き嫌いが分かれそうだ。前輪2400km・後輪1000km経過時点でパンク無し。

直前に履いていたDURO PTに比べればGP4000sの方がしなやか。真円度の高そうなツーッと転がる軽い走行感が印象的。グリップはドライ・ウェット共に良好。実測幅・実測高は23cとしてはやや大きめでエアボリュームが多そうな乗り心地。
走行距離に対するトレッドの減り具合は今のところ少なめに見える。価格の高さを補う耐久性を期待したいところ。

・導入の経緯
ここ数年で10種類ほどのクリンチャータイヤを使ってきたが、その中で特に耐パンク性に優れていたのはパナレーサーのEXTREME DURODURO PTTOURER、コンチネンタルのGP3000、ミシュランのKRYLION CARBONあたり。その中でさらにグリップも優れていたのがDURO、DURO PT、GP3000だった。
そこで最近DURO系統ばっかり使っていたこともあって、GP3000の後継であるGP4000を使ってみようと思った次第。

ちなみに僕がタイヤ性能で重視する点は、
(1)耐パンク性 (2)グリップ(特にウェット) (3)転がり抵抗 (4)価格 (5)耐久性 (6)乗り心地 (7)重量 (8)装着しやすさ といった順番。
舗装林道も走るので高い耐パンク性は必須だし、ウェットグリップは山沿いのにわか雨が多いこの時期に特に重要(夏季の雷発生日数No.1の土地柄故)。転がり抵抗は軽いに越したことはない。価格と耐久性はバランスの問題で多少高くても長持ちするなら相殺できる。乗り心地は空気圧セッティングも重要。重量は23cなら250g程度までは違和感なし。装着性はコツを掴めばキツいタイヤでもどうにかなるもの。
昔は(7)(8)辺りをもっと重視していましたが、環境と経験で変わるものですね。

※その後の経過→【タイヤ】Continental GRAND PRIX 4000S 23c その2

※その他関連記事→自転車用品【タイヤ】

【タイヤ】Panaracer DURO Protex (PT) 23c インプレその2

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リアで3700km使ったDURO Protexの断面。トレッドセンターの残りは0.5mmも無い。
黒っぽい3D Casingの下に赤みを帯びたProtexベルトが重なっている。


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思わずここまで使っちゃってもパンクしないのがデュロらしいところ。
よい子はマネしないでね。


2セットめ使用中、通算4800km時点でノーパンク。林道の小石を踏んでトレッド表面をカットしたこともあったがケーシングは無事だった。
全体の印象は前回のブリーフインプレからあまり変わらない。旧型デュロよりやや乗り心地が良く、トレッドセンターの縦グリップはやや劣る。

耐久性は期待通りで、旧型デュロより1000kmほど長持ちするようになった(リアタイヤで)。TOURERより減りは早いがロングライフな部類になったと思う。

断面を見てみようとカッターを突き刺すが貫通しない。ケーシング上で何度も刃を往復させてやっと切れた。これでパンクしたら運が悪かったと諦めるしかない。

値段が上がった分寿命が延びて、旧型から引き続いてお気に入りのタイヤとなった。

※前回の記事→【タイヤ】Panaracer DURO Protex 23cブリーフインプレ

※その他関連記事→自転車用品【タイヤ】

【タイヤ】Panaracer DURO Protex (PT) 23c インプレ

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グラフィックはだいぶ地味になりました。

まだ1セットも使い切ってませんがとりあえず。

2008年4月製造分。公称230g、実測240g前後。Made in Japan。
トレッドは山型。ビードはきつい。1500km経過時点でパンク無し。

デュアルコンパウンドになってトレッドセンターのグリップはやや落ちたか。その分は耐久性に期待。旧型よりはサイドウォールがしなやかな印象。

今までのパナレーサーのコンパウンドはマイクロファイルパターンと相まって小石などが埋まりやすく、一発パンクにならない程度の異物が地味にケーシングを攻撃し続けて貫通、というケースがあった(特にVALIANTで)。今度のZSGデュアルコンパウンドでは異物がめり込むことが減り、その辺がだいぶ改善されている感触。

店頭価格で4000円台に乗ってしまったのが残念。

※その後の経過→【タイヤ】Panaracer DURO Protex 23c その2

※その他関連記事→自転車用品【タイヤ】

【タイヤ】クリンチャータイヤインプレ一旦総括。

この3年ほどの間に使ってきたクリンチャータイヤを集中的に取り上げてきました。
月間1000~2000km走れていた時期もあり、どうせ交換サイクルが短いならと様々なタイヤを試してみて集まったデータです。

使用期間・走行距離・使用感・パンクの状況&タイミングなどを一覧にしてあるメモをまとめただけなので、インプレとしては最低限の内容。既に後継モデルに置き換わっている旧型も参考までに俎上に上げました。
全体的に5~6年前に比べると国産タイヤが随分良くなったなぁ、という印象が強いです。あと最近のヨーロッパブランドの大幅な値上がりは残念ですね。

最後にタイヤの特徴別に分類してみたいと思います。

・耐パンク性、グリップ、コストパフォーマンスを重視するなら
Panaracer EXTREME DURO

・とりあえず高性能タイヤを使ってみたいなら
Continental GRAND PRIX 4000SGRAND PRIX 3000の後継)
Michelin PRO3RACE(PRO2RACEの後継)
Hutchinson FUSION2(FUSION COMPの後継)

・平均的な性能でコストパフォーマンスも重視するなら
Panaracer EXTREME VALIANT EVO2

・サーキットレースやヒルクライムレース専用として使うなら
IRC REDSTORM RBCC

・グリップよりもロングライフ・耐パンク性を重視するなら
Michelin KRYLION CARBON
Panaracer TOURER

といったところでしょうか。
個人的には、月間1000kmを超えて走り込むならコスパでDUROを。1000kmを大きく割り込むならGP4000SかPRO3RACEを選ぶと思います。
なにぶんド素人の記事ですしサンプリング数も少ないですから、話半分で読んで頂ければ幸いです。

なお、印象があまりに悪かったタイヤはあえて採り上げませんでした。ド素人の自分が商品をこき下ろすのもな~、という配慮からです。したがって、名前が挙がってもおかしくないメジャーな商品なのに出てきていない場合は、それなりの評価であった可能性がありますので悪しからずご了承ください。

やっと懸案のタイヤインプレが一段落。次は何を書こうかな。

※その後のタイヤインプレ→自転車用品【タイヤ】

【タイヤ】Michelin PRO2RACE 23c

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公称220g。トレッドは丸型。表示より僅かに太め。トレッドが厚くてサイドが薄め。ビードのきつさは普通。

ドライグリップは良いがウェットはちょっと頼りない。転がりは軽く乗り心地良い。
1セット2500km使用して貫通パンク1回。リム打ちパンク無し。
クリンチャーのド定番だけあって突出したところも無いが大きな欠点もない。

後継のPRO3RACEも試してみたいタイヤ。これも値上がりが痛い。

【タイヤ】クリンチャータイヤ一旦総括。

【タイヤ】Continental GRAND PRIX 3000 23c

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公称210g。トレッドは丸型。表示より細め。ビードが異様にきつい。

トレッド面が分厚く剛性が高い。グリップ良い。転がりは普通。
3000km使用してパンク無し。トレッド残有り。ロングライフ。

GP3000からGP4000になってビードの異様なキツさが解消されたという情報もあるので、そちらも是非使ってみたい。

【タイヤ】クリンチャータイヤ一旦総括。
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